図書館deサイエンス~自分の体について知ろう~
大牟田市では、健康課題である高血圧を予防するため減塩を勧めています。味覚は子どもの頃に決まると言われているため、子どもの頃から薄味や減塩に慣れてもらうことを目的として、令和7年12月26日に大牟田市立図書館で、小学生とその保護者を対象とした、『図書館deサイエンス~自分の体について知ろう~』を実施しました。
当日は、血圧測定や聴診体験、減塩商品と通常商品の食べ比べ・塩分濃度測定等の実験を実施し、雪交じりの天候の中、45名の参加がありました。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。
血圧測定
子どもと保護者を対象に血圧測定を実施しました。大人になってから発症する生活習慣病や遺伝などが原因となる本態性高血圧(はっきりした原因がない高血圧)は、子どものときからすでに始まっているといわれています。「これまで血圧測定したことがない。」と話す子どもたちも多くいましたが、血圧の音を一緒に聞くなど、初めての測定を体験しました。
聴診体験
二人で音を聞くことができる聴診器を使って、自分や家族の心臓や腸等の音を聞く体験をしました。聴診器を実際に使う機会も少ないため、子どもたちからは心臓の音が聞こえると笑顔が見られました。また、家族の心臓の音との違いも感じることができ、人によって異なることを感じれたのではないかと思います。
実験~減塩サイエンス~
減塩商品と通常商品の食べ比べや塩分濃度測定を行い、最後に通常のカップ麺を食べていただきました。
減塩商品と通常商品の食べ比べでは、ほんだしとクノールのコーンスープを食べて、どちらが減塩商品か当てるクイズをしました。実際に食べると、企業も減塩商品に力を入れておいしく作られているため、「どちらかわからない。」と話す方や「減塩商品の方が甘みがありおいしい。」と話す方も多くいました。また、各商品の塩分濃度測定を実施し、塩分濃度の違いを味覚と視覚で確認しました。
減塩といっても、塩分量がどれくらいかイメージがつきにくいかもしれません。商品のパッケージの栄養成分表示には、食品に含まれる塩分量が書かれています。また、麺類は麺と汁の塩分量を分けて表示されるなどの工夫があります。ぜひ、栄養成分表示を見て、どれくらい塩分を摂取しているのか気にかけてみてください。
減塩商品は、素材の味を生かしたり、うまみ成分を感じられるよう工夫して作られているので、おいしく食べることができます。ぜひ、減塩商品を活用しながら薄味に慣れて、塩分摂取量を抑えましょう。
パネル展示
ロビーに「塩とからだのかんけい」や「やさいと塩のかんけい」等のパネル展示を行いました。クイズラリーも実施したため、クイズに答えながら、楽しく塩について学びました。
ハッピーターン食べ比べ
減塩商品と通常商品のハッピーターンを食べ比べてみました。減塩商品でも味がしっかりついているため、食べた際に減塩商品ということに驚きの声もありました。
「おいしい」と答える方が多く、「減塩のハッピーターンを買いたい」と答えられた方が多数でした。お菓子にも減塩商品があるので、ぜひお買い物ついでに探してみてください。
イベント参加者からの声
《子ども》
・塩がこんなに入っているなんて知りませんでした!減塩はおいしくないイメージでしたが、結構おいしくてびっくりしました。家族にも教えてあげようと思います。(11歳)
・初めて心臓の音を聞けて楽しかった。(9歳)
《保護者》
・減塩といってもどれくらいの量かわかっていなかったので、良い勉強になりました。
・なかなか行えない体験ができてありがたかったです。
・塩分について日ごろ気にしたことがなかったので、買い物するときに気をつけようと思いました。
ボランティア
当日は、帝京大学福岡医療技術学部から3名の学生さんに、ボランティアの協力をいただきました。ありがとうございました。