
令和5年3月に「大牟田市排水対策基本計画」を策定し、国が示す「流域治水」の考え方に基づき、行政のみならず、あらゆる機関、市民が協働して取り組む浸水対策を進めています。
今回、その一環として民間事業者が行う浸水対策に寄与する一定規模の整備に対し、補助を行います。
補助金制度の目的と概要
この制度は流域治水の考えに基づき、雨水流出抑制を図ることを目的に、民間事業者が事業主体となる取り組みが対象です。
民間事業者が自らの施設を活用した雨水貯留浸透施設の整備に要した費用に対し、大牟田市流域貯留浸透事業補助金交付要綱に基づき、予算の範囲内において補助金を交付します。
交付にあたっては、以下のような条件がありますので、整備を検討する場合は事前にご相談ください。
補助の対象となる施設
次の項目の全てに該当する必要があります。
- 大牟田市内を流れる二級河川の流域内(※1)において、貯留若しくは浸透又はその両方の機能を持つもの。
- 民間の施設又はその敷地内において新規に500立方メートル以上の貯留・浸透機能を持つ施設を整備するもの。または、民間施設である既設の暫定調整池、池沼又はため池を改良する事業で、既存の容量に加えて3,000立方メートル以上の治水容量を確保するための整備を行うもの。
- 当該二級河川の流量分担計画(※1)と整合が図られたもの。
- 大牟田市と当該民間施設の管理者で施設に関する維持管理協定等の締結により、適切に維持・保全できる施設であるもの。
(※1)詳細は流域治水推進室までお問い合わせください。
補助を受けることができる方
次の項目の全てに該当する必要があります。
- 補助対象施設の所有者もしくは共同の代表者又は補助対象施設の所有者から委任を受けた方。
- 市税の滞納がない方。
- 大牟田市と事前協議を済ませ、補助対象工事等の着手予定年度に国の流域貯留浸透事業の採択を受けた方。
なお、上記の項目にかかわらず、暴力団員又は暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者は補助の対象となりません。
補助の対象となる工事等
雨水貯留浸透施設を整備するために必要な以下の工事等が補助の対象です。
- 測量・調査・詳細設計などの業務
- 工事
補助金の額
補助金は国の流域貯留浸透事業及び県の流域治水協働推進事業(※2)、並びに市費で構成され、その額は予算の範囲内において、補助対象工事等に要する経費のうち市長が認める額の6分の5に相当する額となります。
(※2)県の流域治水協働推進事業は、令和10年度までの時限措置
注意点
- 補助を受けるにあたっては「事前協議」を必ず行ってください。事前協議に基づき国・県の事業採択に向けて協議を行いますが、採択とならず、補助の対象外となる場合もありますので、ご注意ください。
- 工事等の着手後は、補助の申請を受け付けることができません。
要綱
大牟田市流域貯留浸透事業補助金交付要綱(PDF:137.9キロバイト) 
※様式は、事前協議の際ご確認ください。
整備事例
○申 請 者;三井化学(株)大牟田工場
○施工年度;令和7年度
○施工場所;早鐘グラウンド(早鐘町)