駛馬小学校「宮原坑世界文化遺産登録11周年記念集会」開催
7月8日は、宮原坑、三池港、三池炭鉱専用鉄道敷跡が世界文化遺産に登録されてから11周年を迎えた記念の日です。駛馬小学校では記念集会が開催され、宮原坑のボランティアガイドを務める6年生が、全校児童に向けて宮原坑について紹介しました。
まず、6年生は宮原坑の仕組みについて説明しました。竪坑櫓(たてこうやぐら)が鉄鋼製であったことや、石炭採掘の際に大量の地下水が湧き出るため、高価な外国製のデビーポンプが導入されたことなどを、図を用いながら分かりやすく説明しました。また、掘り出した石炭を運ぶために専用鉄道が整備されたことや、その石炭を遠方まで運ぶために三池港が建設されたことなど、関連施設のつながりについても説明しました。
このように、世界文化遺産について学び、その成果を発表した6年生ですが、実際にボランティアガイドをする中で、見学者の方々からの質問に答えられず困った経験もあったそうです。その経験を通して、「分からないことをそのままにしないことの大切さを学ぶことができた」と発表しました。
発表する6年生の子どもたちの姿からは、「自分たちの住む地域に宮原坑があることへの誇り」、「これまでボランティアガイドを受け継いできた先輩たちの思いをしっかり引き継いでいこうとする強い気持ち」を感じることができました。
集会の最後には、全校児童で「きらめくはやめ」を合唱しました。この曲は、毎年行われる宮原坑世界文化遺産登録記念集会で歌われているもので、地域の方が作詞・作曲されたそうです。
駛馬小学校区の地域の宝である宮原坑は、大牟田の宝であり、世界の宝でもあります。子どもたちの歌声からは、地域の歴史や文化への誇りと愛着が感じられました。地域の宝を未来へ受け継いでいこうとする思いにあふれた、心温まる集会となりました。