カヌー体験を通して自然の豊かさを学ぶ駛馬小の子どもたち
9月8日(火)、駛馬小学校の4年生は諏訪川でカヌー体験教室を行いました。ご指導してくださったのは、はやめカヌーサポーター会の皆さんです。駛馬小学校では、校区を流れる諏訪川について学ぶため、3年生と4年生でカヌー体験教室を行っています。
4年生の子どもたちは、3年生のときに続いて2回目の体験ということもあり、パドルの持ち方や扱い方についての説明をすぐに理解していました。ボランティアの方々から「慌てずに左右のバランスよく漕ぐこと」「パドルを持って動くときは縦に持って周りに気を遣うこと」などのアドバイスを真剣な表情で聞いていました。そして、ボランティアの方々に手伝っていただきながら、期待に胸を膨らませてカヌーに乗り込みました。
二人乗りや一人乗りのカヌーに乗り込むと、いよいよ出発です。ボランティアの方に岸から押し出してもらうと、子どもたちは力いっぱいパドルを漕ぎ始めました。初めは思うように進まなかったり、左右のバランスがうまく取れずに流されてしまったりする様子も見られましたが、すぐにコツをつかみ、自分たちで方向を調整しながら進めるようになりました。
水面を滑るように進むカヌーの上からは、普段見慣れた諏訪川も違った景色に見えたようです。川の流れや風を全身で感じながら、「もっと向こうまで行きたい!」と笑顔を見せる子どもたち。友達と息を合わせてパドルを動かしたり、声を掛け合ったりする姿も見られました。
この日は風が強く、思うように進めない場面もありました。岸に戻る際には風に流されそうになることもありましたが、一生懸命にパドルを動かし、自分たちの力で無事に岸に戻ってくることができました。終わった後は充実感に満ちた笑顔が見られました。
カヌー体験を通して、子どもたちは諏訪川の自然の豊かさを肌で感じるとともに、水辺の環境に親しみながら貴重な時間を過ごすことができました。
その後は、諏訪川に生息する生き物や周辺に飛来する野鳥、野草について、はやめにこにこ会竹馬の会の嶋田さんからお話を聞きました。諏訪川には多くの生き物が生息し、さまざまな野鳥や野草が見られるなど、豊かな自然環境が保たれていることが分かりました。
しかし、良いことばかりではありません。人の手によって持ち込まれた外来種が、もともと諏訪川に生息していた生き物の生態系に影響を与えていることや環境の変化によって生き物の種類や数が減少していることなどの課題についても教えていただきました。子どもたちは真剣な表情で嶋田さんのお話を聞いていました。
大牟田市で最も大きな川である諏訪川でカヌーを体験し、その豊かな自然に触れた子どもたちは、諏訪川が校区にあることへの愛着をさらに深めたようです。楽しい体験の中で、自然を守ることの大切さについても学ぶことができました。
これから子どもたちは、諏訪川の自然を守るためにさらに学びを深めていきます。子どもたちが大人になった未来にも、諏訪川が自然豊かでカヌーを楽しめる美しい川であり続けるよう、一人一人ができることを考え、行動につなげてほしいと思います。