飲酒運転は、絶対しない!
させない!許さない!そして、見逃さない!
「見逃さない」飲酒運転をみたら110番!
※県の飲酒運転撲滅条例により、全ての県民は飲酒運転を見た場合等は、警察官に通報しなければなりません。
平成18年8月25日、飲酒運転によって福岡市の海の中道大橋で3人の幼い命が奪われた事故が発生し、大きな社会問題となりました。
本市では、警察等の関係団体と共に、飲酒運転撲滅のための取り組みを進めてきましたが、令和6年1月に飲酒運転による犠牲者が出るなど、飲酒運転の撲滅には至っていない状況です。
もう一度、飲酒運転の撲滅にむけて「飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして、見逃さない!」を徹底させましょう。
なお、福岡県においては、深刻な状況にある飲酒運転の撲滅を図るため、全国初の罰則付き飲酒運転撲滅条例が、平成24年に議員提案により制定され、平成27年には、飲酒運転検挙者全員にアルコール依存症の受診等を義務化するなど、飲酒運転撲滅の取り組みを強化する条例改正が行われました。県民、事業者、行政などが力を合わせ、飲酒運転のない、安心して暮らせる社会をつくりましょう。
令和4年福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例の一部改正について(外部リンク)
車の運転に対するアルコールの影響
お酒に強い・弱いに関係なく、アルコールの影響があります。
脳への影響 ・・・情報処理能力の低下・注意力の低下・判断力の低下
運転への影響・・・発見の遅れ・反応の遅れ・操作の遅れ
が生じ、飲酒事故における死亡率は飲酒事故以外と比較して非常に高くなっています。
きのうのお酒で飲酒運転しているかも
ビール1杯(500ml)を処理するのに体重60kgの人で約4時間かかります。
(例)ビール3杯飲むとアルコール分解に12時間!
ビール1杯〈500ml)と同程度のアルコールを含むもの。
「日本酒1合(180ml)」=「ワイン小グラス2杯(200ml)」=「ウィスキーダブル1杯(60ml)」
飲酒運転には厳しい刑罰・行政処分が!
飲酒運転は重大な犯罪であり、懲役や高額な罰金、免許取消などの厳罰に処せられます。
飲酒運転の罰則・行政処分
状態 | 刑罰 | 違反点数 | 行政処分 |
酒酔い運転 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 | 35点 | 免許取消 (欠格期間3年) |
酒気帯び (0.25mg/l以上) | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 | 25点 | 免許取消 (欠格期間2年) |
酒気帯び (0.15mg/l以上 ~0.25mg/l未満) | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 | 13点 | 免許停止 (90日間) |
※行政処分は、前歴および他の累積点数がない場合を基準とします。
※欠格機関の上限は10年
酒酔い運転をした場合 3年
死亡事故を起こした場合 7年
ひき逃げをした場合 10年
車両や酒類の提供者、車両の同乗者にも、刑罰・行政処分が!
運転者のみならず、車を貸した者、お酒を提供したもの、同乗した者に対しても、厳しい罰則があります。
飲酒運転をしない!させない!ために
○ハンドルキーパー運動を進めよう:車で仲間と飲食店などへ行く場合に、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が仲間を自宅まで送り届ける運動。
○ハンドルキーパーがいない場合には、公共交通機関や運転代行などを利用しましょう。
種類を提供するお店の方へのお願い
〇「ハンドルキーパー運動」趣旨をご理解いただきご協力ください。
1.お客様が、車で来店されたかどうか確認ください。
2.その時に、どなたが車を運転するか(ハンドルキーパー)を確認ください。
3.ハンドルキーパーには、アルコールを提供しないでください。
4.ハンドルキーパーには、目印となるものを渡すか、目印となるものを席に置いてください。
5.お客様が運転代行等を依頼して帰られる時は、その確認ができるまで車のキーを預かってください。
飲酒運転相談窓口
福岡県では、飲酒運転違反者やその家族等周辺の方による飲酒運転撲滅に向けた取組を支援するため、「飲酒運転相談窓口」を開設しています。ご気軽にご相談ください。