公民館は、戦後まもなく設置が奨励され、昭和24年の社会教育法により法的に位置づけられました。そこでは、市民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的としています。
公民館は、市民の学習活動・地域活動・ボランティア活動の支援および推進を目指し、事業の充実を図っています。
大牟田市公民館の活動
- 1.市内には7カ所の地区公民館があり、19の小学校区を7つの館で分担し、地域の特性や伝統を踏まえ、それぞれ特徴のある主催事業や地域の各種団体と連携した事業を行い、市民の交流促進や地域活動の支援・推進を図っています。
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- 2.公民館では、現代的課題に対応した各種の学級・講座を開設しています。近年では特に子育てや家庭教育への支援が必要とされており、公民館では全館で子育て講座や子育てネットワーク事業に取り組むとともに、子どもの生きる力を育む体験講座の開催、高齢者の知識と経験を活かすボランティア活動の支援・推進を行っています。
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3.公民館では市民の自主的な学習活動を支援しています。絵画・書・工芸など芸術系、合唱・謡曲・器楽などの音楽系、太極拳・ダンス・健康体操などの健康系、環境問題や社会問題を考える学習系等、いろいろなサークルが活動しています。各館で文化祭が開催され、活動成果の展示・発表が行われます。公民館の利用者の表情はいきいきとしており、生きがいづくり、健康づくりの役に立っています。
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- 4.その他、公民館は社会教育や生涯学習を目的とした利用以外にも、公共の施設として安価な料金で施設提供を行っており、そこでは個人のグループや団体、企業等の会議や研修会等が行われています。ただし、公民館は社会教育施設としての中立性から、学習活動のうち、営利を目的とする内容、特定の政党の利益に関する内容および選挙に関し特定の候補者を支持する内容、特定の宗教の支持又は特定の教派、宗派、教団を支援する内容となる活動に施設を提供することはできません。
公民館は、目的によって利用できる場合と利用できない場合がありますので、利用を希望される場合は、各地区公民館にご相談ください。