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「明治日本の産業革命遺産?九州・山口と関連地域」が政府推薦案件として決定されました!

最終更新日:

今年度のユネスコへの世界文化遺産推薦案件として正式に決定!!

9月17日、日本国政府において、今年度の世界文化遺産政府推薦案件が、
宮原坑跡、専用鉄道敷跡や三池港など本市所在の産業遺産を含む、
「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」
に正式に決定しました。

今後の予定としては、
平成26年度にユネスコの諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)による現地調査・審査を経て、
平成27年度の世界遺産委員会での本登録を目指します。
市長コメント

 本日、三池炭鉱関連施設を含む「明治日本の産業革命遺産—九州・山口と関連地域」が平成25年度の政府推薦案件として決定されました。
 今回、政府の推薦案件として決定されましたことは、大変喜ばしく、平成27年度の世界遺産登録に向け、大きく前進したものと考えております。
 これまでの取組みの間、数々のご指導をいただいた関係省庁や国内外の専門家の先生方をはじめ、遺産登録に向けて種々のご理解・ご協力を賜った資産所有者等の関係者、関係企業の皆様すべてに、心より感謝申し上げます。
 本遺産は、「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会の構成自治体(8県11市)の地域や関係者が登録を目指し、取り組んできたものであり、これに関わった多くの人の悲願でありました。
 本遺産群は、三池港をはじめ、100年以上経った今でも現役で動いている施設もあり、これらの資産は、のちに経済大国となった日本の礎となる歴史的、文化的な価値を有しています。この稼働資産を含む産業遺産の世界遺産登録は、日本初の試みであり、政府により閣議決定された「新しいスキーム」の第1号として、広く世に発信できるものであります。
 我が国は、今まさに震災からの復興、日本の再生に取り組んでいるところであり、本案件の世界遺産登録に向けた取組みは、この国の近代化を目指した先人たちの志を思い起こし、日本人が一致団結して頑張っていくきかっけとなるものと考えております。
 来年の夏頃には、ユネスコの諮問機関であるイコモス(国際記念物遺跡会議)による現地調査が実施される予定となっていますが、国の指導のもと、関係自治体と連携し、万全の態勢で対応していくとともに、地元の皆様の更なる機運の醸成が必要であると考えております。
 私としましては、海外の専門家の評価も高く、必ずや「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が平成27年度に世界遺産登録できると確信しており、引き続き、関係自治体と連携強化を図り、取組みを進めてまいる所存です。

「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の概要

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