暖かい部屋から寒い浴室などへ移動するときの急激な温度変化によって、急激に血圧が上がったり下がったりすることなどが原因で起こる健康被害のことです。脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる深刻な病気を引き起こす可能性があります。
市内の浴室内での急病による救急出動件数の9割以上が65歳以上の高齢者です。高齢者をはじめ、高血圧や心臓病など持病がある人は、ヒートショックを起こしやすいため特に注意が必要です。
ヒートショックを予防しましょう!
安全に入浴してヒートショックを予防するためのポイントを紹介します。
1.脱衣所や浴室内を暖めましょう
脱衣所や浴室内を暖房器具で暖めましょう!
内窓を設置したり、浴室をユニットバスに改修して断熱性を向上させるのも一つの手段です。
また、高い位置に設置したシャワーから浴槽へお湯をはることで、シャワーの蒸気で浴室全体を暖めることができます。
湯沸しの最後5分を熱めのシャワーで給湯しても十分効果があります。
浴槽のふたを入浴前にあけておくことで浴室を暖めることもできます。
2.お湯の温度は41℃以下に設定し、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう
熱いお風呂を避け、お湯の温度は41℃以下に設定しましょう。
入浴時は手足の末端部分にかけ湯をして湯船に入ると体への負担がかかりません。
3.食事・飲酒の直後は入浴を控えましょう
食後や飲酒のあと2時間以内は血圧が下がりやすくなるため、入浴を控えましょう。
※印刷用の資料はこちらをご利用ください。
動画で学ぼう出前講座 予防救急編
転倒によるけがや熱中症、ヒートショックなど、家庭内の事故等の予防救急に関する動画を市公式YouTube「ホットシティおおむたチャンネル」で配信しています。ぜひご覧ください。
市役所職員出前講座:動画で学ぼう出前講座 予防救急 前編
(外部リンク)