三池小学校区には歴史のある寺院や神社、三池藩関連の文化財がたくさんあります。日頃から三池小学校の子どもたちは「三池の歴史を学ぶ会」の方をはじめとした地域の皆様にご協力いただき、発達段階に応じて地域学習を系統的に行っています。

　11月25日（金）、日頃の地域学習を生かし、全校児童が28グループに分かれて、ロング縦割り集会「地域ウォークラリー」が行われました。事前の縦割り活動の時間に、6年生を中心にコースの回り方を話し合っていて、先生方が待つ16のポイントで児童会のメンバーが考えたクイズを解きながら、ウォークラリーを楽しみました。

　クイズは、低学年用、中学年用、高学年用と用意されており、三池の歴史や三池小学校、大牟田市にまつわる問題が出されました。最上級生である6年生は、どの学年がこの問題に答えるかをチェックポイントに立つ先生に告げたり、もらったシールを誰がカードに貼るか決めたり、交通量の多い場所ではみんなに安全を呼びかけたりと、下学年の手本となり活躍しました。

　結果発表では、上位3チームが表彰され、最後に原野校長先生が、6年生や児童会の頑張りを褒められるとともに、「みんながきちんとルールを守ってがんばったから、楽しめた」と全員の行動の良さやルールを守る大切さを価値付けられました。終わりの言葉では、代表児童が「みんなで協力することができた。これからもっと関わりを増やして、楽しく縦割り活動に参加したい。」と述べました。

　澄み切った秋空の下、みんなの笑顔、先生方の温かいまなざしがまぶしかったです。