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眠っている空家を利活用しませんか?(その2)

最終更新日:

  眠っている空家を利活用しませんか?(その2)

 

 第1回目では、空家を利活用する場合のメリットを整理しました。

(詳細は、⇒眠っている空家を利活用しませんか(その1)別ウィンドウで開きます をご覧ください)

 

 第2回目は、空家利活用の事例紹介をします。

                                                                                                     

   本市では、平成29年度から令和元年度にかけて「大牟田市民間空家等利活用促進事業」を実施しました。

 この事業は、空き建築物や空き室を低所得者・高齢者・障がい者・子育て世帯など住宅を確保することが難しい方(住宅確保要配慮者)に提供する「居住活用タイプ」と、地域のサロンなどに活用する「地域拠点タイプ」の2種類があり、補助事業の目的に沿った空家等の改修工事をされる方に、改修費用の一部を補助する制度です。

 補助事業は、令和元年度で終了しましたが、これまで4件の空家等が補助金を活用し改修されています。

 ここでは、令和元年度に、眠っていた空家を住宅確保要配慮者向けの借家に改修された杉野さんの事例を紹介します。

   

【補助の概要】

  ・所在地:大牟田市大字草木

  ・構造、階数:木造瓦葺 平屋建て

  ・床面積:115平方メートル

  ・タイプ:居住活用タイプ(住宅確保要配慮者向けの借家)

  ・改修内容:雨漏り改修、各部屋の段差解消、外壁張替、床上張り、建具調整など

  ・改修工事期間:令和元年12月2日から令和2年2月26日まで

 

  【改修写真】

 (外観)

  • 改修前1
  • 改修前1


(室内)

  • 改修前2

    改修前

  • 改修後2

    改修後


                     

  【杉野氏のコメント】

市の補助事業に応募したきっかけは何ですか?

⇒以前、私は障がい者施設に勤めていました。発達障害や自閉症の子どもたちとふれあい交流を続ける中で、何か障がい者のために役立つことをしたいと思っていたところ、市の補助事業があることを知り応募しました。

 

この住宅をどのように活用したいですか?

⇒この家には、1人親世帯や障がい者世帯、高齢者世帯の方などに住んでいただきたいです。地域で孤立しないように、楽しく地域活動をしながら、バーベキューなどの行事にも参加して地域に馴染んでもらいたいと思います。

 

顔の見える家主としてメッセージありますか?

⇒私も、近所に住んでいますので、たまには声をかけたりして見守りたいと思います。

何か困った時は、いつでも気軽に相談してください。
  • 杉野さん



 

福岡県の補助事業の紹介

 福岡県では、住宅を購入する方・売却する方、双方の不安を解消するため「住まいの健康診断」を実施しています。   

 また、若年世帯または子育て世帯が行う既存住宅の子育て仕様へのリノベーション工事や親世帯と子世帯が近居・同居を行うためのリノベーション工事に係る費用の一部を補助する「福岡県既存住宅流通・多世帯居住リノベーション推進事業」も実施しています。

※リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることを言います。

 

 詳細は、下記のホームページをご参照ください。

「住まいの健康診断」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

「福岡県既存住宅流通・多世帯リノベーション推進事業」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 



 次回は「住まいの健康診断」など福岡県の補助事業を詳しく紹介します。 

        続きは、眠っている空家を利活用しませんか?(その3)別ウィンドウで開きますをご覧ください。  

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