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柴尾 さん

最終更新日:
  • shibata1

<大牟田市出身 40代 Uターン 中華料理店経営>

 高校卒業後、大牟田市内のホテルに16年間勤務。その後、小郡市の調理専門学校の講師を勤めた後、福岡市、久留米市、佐賀県の中華料理店での修行を経て、2017年3月に大牟田の商店街にて新規開業をしました。

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※インタビューで掲載している情報は、取材当時のものです。
 掲載の制度や施設、サービス等は、変更になっている可能性があります。予めご了承ください。
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Q.中華料理の道を選んだ理由はなんですか?

 高校では、自動車とIT関連を学びましたが、就職を考えた時に、改めて自分のやりたいことを考えました。

 私はこどもの頃から、家族に料理を振る舞うことが好きで、みんなから「美味しい」と言ってもらえることが何よりも嬉しかったんです。

 当時、『料理の鉄人』というTV番組が放送されていて、中華の鉄人が本当にカッコイイと憧れていました。
 大きな包丁や鍋を使って、ダイナミックかつ繊細に仕上げる料理に圧倒されていたんです。

 市内にあるオームタガーデンホテル(当時)は、日本に初めて麻婆豆腐を広めた方のお弟子さんが料理人をされていて、そこでゼロからチャレンジしたいと強く思ったことが始まりです。

 ホテルで勤務している時は、料理人としていろいろなスキルを学びたくて、ソムリエ資格や野菜彫刻の勉強もしました。
そうした経験が、今提供している中華料理にも繋がっています。


Q.なぜ大牟田に帰ってこようと思ったんですか?

  • shibata2

 起業を考えた時、場所はかなり迷いました。

 大牟田から出た後、約8年間小郡市を拠点にして活動をしていましたし、どちらも愛着がありました。

 小郡市の立地として、福岡市からも近くて便利という面はあったんですが、最終的に生まれ育った大牟田で勝負したいという気持ちになりました。

 小郡市に引っ越してからも、何度か大牟田に遊びに来る機会が多くて、なぜか雨の日が多かったんです。

 雨の日でも、屋根付き商店街ではいろいろなイベントが催されていて、そんな空間が好きで、自分もこういう触れ合いの多い場所でお店を開きたいと思い、大牟田の商店街で起業する決意をしました。

 

Q.大牟田に戻ってこられて、改めて大牟田はどのように感じましたか?

 起業を決意した際に、大牟田を視察に行きました。

 近年では少子高齢化によって、商店街が衰退傾向にありますが、大牟田は徐々に元気さを取り戻している印象を受けました。

 商店街活性化に向けた取り組みが行われていて、大牟田まちづくりビンテージのまち(株)の冨山さん別ウィンドウで開きますにいろいろお世話になりました。

 今のお店は、実は空き家をDIYによるリノベーションで改装しているんですが、これにはまちの人が多く携わっています。
 壁の色塗りや厨房付近などいろいろな方がDIYしてくれました。
 「なんでこんなに大牟田の人はあたたかいんだろう…」って不思議な気持ちになったくらいです(笑)。

 このお店は、いろいろな人が関わって“一つの形”となっているので、大牟田のみなさまに少しずつ恩返ししていきたいと思っています。


Q.どんなお店にしていきたいですか?

  • shibata3

 自分たちだけでお店をやっていくのは限界があります。

 お店の屋号は「笑龍」で、「みんなが笑顔になれる場所にしたい」という想いを込めています。

 お客さん、働いてくれるスタッフ、そして自分たちも笑顔になることで心を充実させたい。決して綺麗事なんかではなく、心の底からそのようにしたいと思っています。

 商店街は新しいお店が少しずつ増えているので、これからどんどん元気になっていくでしょうし、それと同時に起業などで新しくチャレンジする人が集まってくる場所となってきます。
 そういった方々に対しては、私たちが本当に多くの人に助けていただいたので、できるだけ協力したいと思っています。地域から頼られる、そんなお店にしたいです。




関連リンク

商店街などでの新規創業をお考えの方へ…新規創業支援についてはこちら別ウィンドウで開きます

 
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