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定例市長会見 令和4年5月19日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)浸水被害を軽減するため、新たに排水ポンプ車を配備

  令和2年7月豪雨から2年目の出水期に備えて、今期新たに導入する出水対策についてお知らせします。


 


本市では令和2年7月の豪雨災害により、大規模な浸水被害が発生しました。また、令和3年8月にも2年続けての記録的な大雨となったところです。こうした状況を踏まえ、市では、河川、水路、側溝及び調整池の浚渫、ため池や河川への水位計の設置、道路・河川への監視カメラの設置、三川ポンプ場の増強、同地区の排水路拡張など様々な対策を行ってきました。

このたび、これらの対策に加え、万が一、浸水が発生した場合に、速やかに排水を行い、その被害を軽減することを目的に、排水ポンプ車1台を新たに配備することとしました。

排水ポンプ車を市に配備し、国や県の排水ポンプ車とも連携を図ることにより、浸水被害に、より機動的に対応することができるものと考えております。この排水ポンプ車の能力は、1分間に30立方メートルの排水を可能としており、一般的な25メートルプールであれば、約10分で空にすることができます。また、ポンプ、フロート、排水ホース等の排水機材の他にも、発動発電機、操作制御盤、夜間作業用の照明装置等も備えており、現場での排水作業に必要な機材は全て装備されています。

加えて、配備する排水ポンプ車の運用につきましては、「災害時における応急対策業務等に関する協定」を締結している市内事業者のうち6社と覚書を締結しており、市と事業者が連携しながら、対応していくこととしております。なお、排水ポンプ車の披露式を6月7日に沖田町の一部橋公園で開催を予定しております。

このほか、本格的な出水期に備え、災害対策本部の機能強化を図るため、市民からの通報を受け付けるコールセンターを新たに設置するとともに、市が独自に設置した監視カメラに加え、国・県が国道や河川に設置している監視カメラ映像もリアルタイムで視ることができるよう改善を図ったところです。これらにより、災害対策において昨年以上の情報収集能力が期待できるものと考えております。

また、5月30日に北別館4階の全フロアを会場として、災害対策本部設置運営訓練を実施することとしております。訓練では、令和2年7月豪雨以上の被害が発生した場合を想定し、被災翌日からの関係機関との連携や避難所の対応、被害状況を踏まえた今後の対応方針の決定等をテーマとして実施することとしております。

さらに、大雨シーズンを前に防災意識の向上を図るため、リニューアルした防災ガイドブックを6月1日を目途に市内全戸に配布する予定にしております。

令和2年7月豪雨災害から、まもなく2年となります。この間、できる限りの浸水対策や防災・減災対策を進めてまいりましたが、引き続き、市職員一丸となって災害に強いまちづくりを推進してまいります。



(2) らふるアクション25(ニコ)+25(ニコ)(おおむた健康づくりプロジェクト)について

  市民の健康づくりへの関心をより一層高めるため、新たに「らふるアクション25+25(ニコニコ)」をスタートすることについてお知らせします。  




本市は、これまでも様々な健康づくり事業に取り組んでまいりましたが、市民の特定健康診査およびがん検診の受診率は全国平均を下回る状況が続いており、一方で、1人あたりの医療費は高いという現状にあります。

こうしたことから、大牟田市健康福祉総合計画において「健康的で、住み慣れた地域で暮らし続けられる社会」を基本目標の1つとして掲げ、生活習慣病の予防や健康意識の醸成等の取組みを進めているところでございます。

このような中、今年4月に健康づくり課を新設するとともに、乳幼児から高齢者までの健康づくりの拠点として、保健センター「らふる」をリニューアルオープンいたしました。

これらを契機といたしまして、健康づくりの様々な取組みを、おおむた健康づくりプロジェクト「らふるアクション25+25(ニコニコ)」としてPRし、市民の健康づくりへの関心をより一層高めてまいりたいと考えております。

具体的には、配布資料の3ページに記載しておりますように、高血圧や糖尿病予防啓発などの新規事業を含め、25の事業をお示ししていますが、令和5年度までに50の事業にまで拡大していく予定です。各事業については、市のホームページにその事業内容と実施状況を発信してまいります。

また、事業を広く周知し、効果的な取組みを行うには、民間事業者との連携が今後ますます重要になってくるものと考えております。このため、既に連携協定を結んでいる明治安田生命保険相互会社や大塚製薬株式会社に加え、本日、株式会社カーブスジャパンとも連携協定を締結することといたしました。

今後とも、企業や団体の協力も得ながら、市民の健康づくりに取り組んでまいります。






 

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      • クラブからの質問

        (1)広報おおむた5月1日号「庁舎整備今後の方向性」について

      • (1)-1.  2月発表された「今後の方向性」は3点目として「本館の民間活用を探ることと、新庁舎の令和10年度建設開始を目指すことを、それぞれ検討を進める」ことを挙げていたが、市報では3点目に「新庁舎の位置は現在地、立体駐車場敷地、笹林公園のいずれかとする」ことを挙げている。微妙に内容が変化したことの意図、背景を伺いたい。

      • (1)-2.  新庁舎の位置の候補地の一つに「現在地」があるが、現在ある本館以外の北別館、新館、職員会館、南別館は継続利用を検討する、という意味か。

      • (1)-3.  新庁舎の候補地のもう一つとして「立体駐車場敷地」もあるが、これは立体駐車場を解体整地して新庁舎を建設することを検討する、という意味か。  

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      • 「庁舎整備の今後の方向性」に関する3つのご質問について、まとめてご説明します。

    1点目の広報おおむた5月1日号の記事についてです。今年2月の市議会全員協議会において、庁舎整備の今後の方向性についてご説明した際、議会から、今後、市民にわかりやすく説明するようご要望いただきました。このことを踏まえ、「今後の方向性」の内容全体において、特に市民の皆様の関心が高いと思われる3つのポイントを中心にご紹介しております。内容に変更はありません。

    次に2点目と3点目の既存の各庁舎等の取扱いおよび新庁舎の位置に関するお尋ねについてです。現在地とは、現在の本館、新館、企業局庁舎、職員会館の4つの建物が立地している有明町2丁目3番地の敷地を意味しております。各庁舎等の取扱いに関する考え方につきましては、「今後の方向性」でお示ししておりますとおり、耐震性能を有している北別館、南別館、保健センターについては、改修を行いながら当分の間使用することを想定しております。

    また、新館、企業局庁舎、職員会館、立体駐車場などの取扱いについては、次の検討段階である基本構想の中で、新庁舎をどこに建てるかといったことと合わせて、建替えや移転等を検討することになると考えております。


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      • その他

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