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定例市長会見 令和5年8月8日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)大牟田大使の就任について

   大牟田市出身でJAXA宇宙教育センター長の北川智子さんが大牟田大使に就任されることになりましたので報告します。



 

 本市では、大牟田市出身者や勤務経験者など本市にゆかりのある方に、その方の幅広い交友関係を通じて本市をPRしていただくとともにまちづくりに関して意見をいただくことを目的に「大牟田大使」をお願いしています。

これまで、首都圏や福岡県内の方を中心に画家、押し花作家、絵詩(えことば)作家、ピアニスト、映画監督など35人の方に就任していただいています。

この度、大牟田市出身で現在、JAXA宇宙教育センター長を務めておられる北川智子(きたがわ ともこ)さんに大牟田大使にご就任いただきました。

北川さんは、高校卒業まで大牟田市で育ち、カナダのブリティッシュコロンビア大学で数学と生命科学を学んだ後、米国プリンストン大学で歴史学の博士号を取得されました。米国ハーバードでは、歴史のクラスを教えられ、その内容は、欧米や中東、アフリカを含む世界各地で講演活動へと広がるなど、世界で活躍されてこられています。

2022年4月からは、JAXA宇宙教育センター長として、学問を追究する姿勢を学生たちに伝えながら、国際的な場で地球規模課題に立ち向かえる人材を育むことを宇宙教育の目標に掲げ、次世代育成に取り組まれています。

大牟田市出身の北川さんの活躍は、市内の子どもたちに夢や希望を与えるものであり、今後も子どもたちにメッセージを送り続けていただきたいとの思いから、今回、大牟田大使をお願いしたものです。

北川智子さんの今後ますますのご活躍をお祈り申し上げるとともに、大牟田大使としてもご活動いただくことを期待しています。

(2)南筑後地域で初開催 未来の地域リーダー育成プログラム
   南筑後地域(5市1町)の中学生を対象に初めて「未来の地域リーダー育成プログラム」を大牟田市を拠点に開催します。


南筑後地域未来の地域リーダー育成プログラム事業は、福岡県と協働で大牟田市をはじめとする南筑後地域(柳川市、八女市、大川市、みやま市、大木町)の将来を担う次世代の人財育成に取り組むため、地域の多様な団体と連携して、子どもたちが地域に愛着と誇りを持ち、将来を担う次世代リーダーとしての資質や社会性を身につけることを目的に、中学生1年生から3年生を対象として、今回初めて実施する事業です。

すでに、8月1日に1回目の講義が大川市で開催され、この後、おおむたハイツを拠点に、合宿型リーダー育成プログラムが予定されています。

この育成プログラムでは、各界の著名な方々から、実体験を交えた講義を受けるとともにグループワークを行っていきます。

台風6号の影響により、一部プログラムを変更し、大牟田市の関係では、8月11日の午前、大牟田大使にご就任されましたJAXA宇宙教育センター長を務めておられる北川智子さんをお招きし、「虹の方程式 世界とあなたを繋ぐ鍵」と題し、講義とワークショップを行っていただきます。

最終日の8月12日の午後からは、大牟田市市民活動等多目的交流施設 えるるにおきまして、グループで発表を行うとともに、生徒一人ひとりが、これからの目標等について宣言をいたします。

大牟田市内からも17名の中学生が参加することになっており、様々な分野でご活躍の皆様から、学校では体験できないことを学び、自分の住んでいるまちや地域のことを改めて考えることにより、これからの未来を創っていく中学生の皆さんが、この経験を活かし、大きく成長されることを期待しております。



記者クラブからの質問

(1) 次期市長選挙に向け、2期目に挑む考えについて



 私の任期は、今年の12月2日までとなっており、11月には市長選挙が予定されています。

これまで、コロナ禍や豪雨災害など、過去にない困難な状況に懸命に対応してまいりました。一方で、来春オープン予定の新総合体育館整備やイノベーション拠点の創設など、まちの未来に向けた取り組みも進めてきたところです。現在は、令和5年度の当面する様々な課題の解決に向けて全力を挙げています。

ご質問の2期目に挑むかどうかについては、将来の街づくりに向けて、どのような課題があり、それらについて私が果たすことのできる役割は何があるのか、などについてよく考えたうえで、しかるべき時期に決断したいと考えています。


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