国土交通省主催 九州中央道開通記念イベント ヒト × ミチ ワークショップ
令和6年1月に作成した「みなと小学校 一つの風船からはじまった種(思いやりの心)のリレー」の記事をお読みになったことがありますか?
お読みでない方は、まず、みなと小学校 ひとつの風船からはじまった種(思いやりの心)のリレー
続けて You Tube 動画(国土交通省 九州地方整備局)
(外部リンク)をご覧ください。
このストーリーの後、令和6年6月10日、矢部小学校の5年生が九州中央道 新道の駅「通潤橋」で人権学習をし、ひまわりの種を植えたところ、夏には大きな花を咲かせ、訪れたたくさんの人々の心を癒してくれました。
このことについて報告をするとともに、両校の交流を深めるため、10月1日(火)、国土交通省九州地方整備局の全面協力のもと、矢部小学校の5年生43名が九州中央道を通ってはるばる、みなと小学校にやって来てくれました。
会場となったランチルームには、両校の5年生、引率の先生方、国土交通省の職員等、100名以上が集まりました。
はじめに、国土交通省の職員の方がこれまでの連携の様子を動画で紹介し、子どもたちは自分たちの歩みを振り返りました。その後、矢部小学校の児童が種まきをした後に書いたメッセージカードをみなと小学校の児童に手渡しました。
その後、国土交通省作成のオリジナル「スゴロクカードゲーム」を使ったワークショップを行いました。「ヒトとココロをつなぐ」というこの学習のコンセプトを生かし、サイコロを振り、いろいろな人の立場に立って対話しながら課題解決し、チームのみんなから拍手で賛同されたらミッション達成でコマを進めることができるというものです。
各学校2人ずつ、4人編成のチームに分かれ、自己紹介の後「スゴロクカードゲーム」を始めました。初の顔合わせで、はじめは緊張していた子どもたちでしたが、交流ミッションゾーンでお互いに思いを分かち合い、課題解決ミッションゾーンで知恵を出し合い、順にゴールすることができました。
ゴール後は、最後の課題「もっとみんなに優しい未来のヒトとミチのアイデア」についてグループで話合い、まとめました。ワークシートには、「楽しい町、協力しあえる町、ハッピーな町にするために、みんな仲良く、いろいろな人に親切にする。」「助け合う町、ゆずりあう町にするために、間違っている人がいたら注意する。」という自分たちの思いや、「自転車用の高速道路をつくってほしい。」「安全に行って楽しく過ごせる公園をつくってほしい。」「花がいっぱいで静かな町をつくってほしい。」という大人へのお願い等が書かれていました。
最後に、みなと小学校の横田 辰也校長の挨拶の中で、奇跡的にこのメンバーで深くつながり合うことができたのは、周りにいる大人たちの思いとみんなの行動がつながったからだというお話がありました。
一つの種からつながったストーリーは子どもたちの心に種をまき、未来に続こうとしています。国土交通省九州地方整備局 熊本河川国道事務所の皆さま、ありがとうございました。