「ワンヘルス」とは何か、自分なりに考えました!
福岡県は、令和3年に全国で初めてワンヘルスに関する条例「福岡県ワンヘルス推進基本条例」を制定しました。その中で、「人と動物の健康と環境の健全性は、生態系の中で相互に密接につながり、強く影響し合う一つのもの『ワンヘルス』(One Health)であり、私たちは、これらの健全な状態を一体的に守らなければならない、これが『ワンヘルス』の理念です。」(福岡県のホームページから)とあります。
大牟田市でも、令和5年1月29日、大牟田市ともだちや絵本美術館 のんびりホールにおいて、大牟田市“ワンヘルス”啓発イベント&ワンヘルス推進宣言が行われました。
大牟田中央小学校4年生は、1月14日、一般社団法人ワン・ヘルス・クリエイツの芝田さんをお招きし、ワンヘルス学習を行いました。芝田さんのこれまでの体験や保護犬、保護猫活動の話を聞き、昨年度、大牟田市動物園の動物たちについて学んだ子どもたちは、ワンヘルスについて自分なりに理解できたようです。
その後、里親が見つからない動物は殺処分されるという話を聞いた子どもたちは、その仕事に従事している方の思いに触れ、共感している様子でした。
最後にサプライズで、犬との触れ合いの時間があり、子どもたちは、小さな命のパワーとぬくもりに触れることができました。芝田さんからは、「命はリセットすることができない。『自分の考えるワンヘルス』を大切に、これからも命を大切にしてください。」というメッセージをいただきました。