9月12日（金）、大牟田文化会館小ホールにて、「第77回 大牟田市中学校 連合音楽会」が実施されました。この連合音楽会は、戦後まもない時期に始まり、多くの先輩方から受け継がれてきた歴史ある音楽会です。市立中学校の生徒が練習の成果を発表する場として、第71回までは、「合唱の部」「合奏の部」の2部制で実施していましたが、第72回からは、新型コロナウィルス感染症対策のため、吹奏楽部の演奏のみを行う形式で実施しています。参観は保護者と関係者のみという制限はありましたが、今年度も演者、観客ともに途中入れ替えなしに実施することができました。

　この連合音楽会は、10月2日（木）に実施される筑後地区連合音楽会の出場予選を兼ねており、審査員として大牟田高等学校の松田 敏志先生、西日本短期大学付属高等学校の八尋 清太先生にご協力いただきました。閉会行事の中で、松田先生からは、「昨年と比べて各校とも表現の幅が広がり、レベルアップしている。今後も個々の音づくり、合奏全体のサウンドづくりにこだわりをもち、ますます発展していってほしい。」と講評いただきました。　

　音と心を調和させ、心に届く美しいハーモニーを奏でるために、日々、仲間と協力しながら基礎練習や合奏に励んできた生徒たちは、この日のステージを終え、達成感に満ちあふれていたことでしょう。この連合音楽会がこれからも良い形で継続していくことを願っています。