血糖が高めな方を対象に4回シリーズで「糖尿病予防教室」を開催しました。この教室は、糖尿病を予防するための必要な知識を医師・健康運動指導士・管理栄養士からの講話や運動、試食会などを通して楽しく学ぶもので、今年度は15名の方が参加されました。
また、希望者にはリブレ※を装着し、食事や運動での血糖の変化を確認しました。
※リブレ‥‥持続グルコース測定器のことで、血糖値(間質液中のグルコース)の変動を持続的に見ることができる機器。
1回目「自分のからだを知ろう編」10月20日(月)
まずは自分のからだを知るために、体組成(筋肉量や体脂肪率、基礎代謝量など)、血圧、ベジチェック(推定野菜摂取量)の測定を行いました。その後、大牟田市立病院 内分泌・代謝内科 診療部長の徳渕市朗先生を講師に、糖尿病の原因、合併症、予防等について知識を深めました。
また、昨年度から持続血糖測定器リブレを導入し、8名の方がリブレ装着を希望されました。普段の血糖の状態や食事の影響を持続的に確認することができたと思います。
2回目「元気にエンジョイライフ編」11月13日(木)
おおむたアリーナで健康運動指導士の本田政美先生より講話と軽運動を教えていただきました。講話では血糖と運動の関係を知り、運動の必要性を改めて感じました。動かしやすい体づくりを目的に簡単なストレッチ体操やマットやゴムチューブを使っての筋トレなどを一緒に実践しました。

ゴムチューブを使用しての筋トレ

下肢筋 スクワット
3回目「おいしく食べて若々しく編」11月27日(木)
糖尿病を予防するためには「歯」と「食」が大切です。歯に関しては歯科衛生士が「糖尿病とお口の健康」と題して、歯周病や歯磨きのコツなどについて学びました。食事に関しては管理栄養士が血糖値の上昇を防ぐ食事の仕方について話し、糖尿病を予防するための食生活について学びました。その後、食生活改善推進員が作った糖尿病予防のためのバランス食の試食を行いました。また普段食べている甘いお菓子や飲み物に含まれる砂糖の計量体験を行いました。

歯科衛生士からの講話

甘いものに含まれる砂糖の計量体験

試食した献立
・雑穀ご飯
・鯖と根菜の焼き浸しカレー風味
・ブロッコリーのさっぱりごま和え
・きのことトマトの味噌汁
4回目「これからの生活を考えよう編」12月12日(金)
1回目と同様に体組成、血圧、ベジチェックの測定を実施し、2ヶ月間のからだの変化を確かめました。その後専門職による個別相談のほかにグループに分かれ、これまでの教室での学びや取り組みを振り返り、みんなで共有しました。リブレを装着された方はリブレの結果もお渡しし、血糖値の推移に合わせた生活改善について一緒に考えました。
〔参加者の声〕
・毎日少しずつでも運動や筋肉体操をやろうと思いました。(70代 女性)
・プラークや歯石になる話で、はみがきの大切さがわかってよかったと思います。(70代 女性)
・日頃かむ回数を意識しないで食事をしているので、意識してかむ回数を増やしていきたいと思いました。(60代 女性)
・生活習慣改善の良い機会となり、主人とも話して夫婦ともども食生活を大切に運動の継続などを努力します。(70代 女性)
・教室を通して体重を計るようになったり食事でよくかむようになりました。運動では自転車の距離を伸ばしました。高齢者になったが今の体力が維持できるように色々と努力していきたいです。(60代 男性)
◆糖尿病については下記をご覧ください。
糖尿病を予防しましょう 