特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」にご注意ください!
令和8年9月に市内の河川でナガエツルノゲイトウが初めて確認されました。
疑わしい植物を見つけたときは、市環境保全課(41-2721)までご連絡ください。
不用意な除草作業は、茎や根の飛散や生息地の拡大をまねく場合があります。
ナガエツルノゲイトウの特徴
・南米原産でヒユ科の多年草
・繁殖力・再生力がおう盛で、茎や根の断片からも再生する
・葉は、茎の節から2.5~5cmの葉が対になって生える。葉の先はやや尖る(とがる)。
・地上部の茎は太さ4mm程度に達し、中は中空で、約10cmごとに節を持つ。
茎は、節から枝分かれするとともに、節は容易にひげ根を出しながら茎を横に這わせる。
・4月から10月にかけて、柄の先に白い球状の花をつける。
・河川、ため池、水路、ほ場、あぜなどで生育する。
特に日当たりのよい水辺では大群落となる。
・乾燥に非常に強く耐塩性もあり、陸上や海浜でも生育する。
※ 人体への影響はありません。
主な影響
ナガエツルノゲイトウは、様々な被害をおよぼすことから、特定外来生物に指定されており、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されています。
【生態系への影響】
・水辺の在来植物と競合し、在来植物の減少を引き起こす。
・河川やため池の水面を覆い、水生生物の生息環境が悪化する。
・河川や干潟の砂泥地を覆い、ゴカイ類・貝類・甲殻類等の生息環境が悪化する。
【農業への影響】
・田畑で繁茂し、栽培植物と競合する。
・農業水利施設で繁茂し、通水を阻害する。
・収穫作業等、農業機械の操作の障害となる。
【治水・安全上の影響】
・河川や水路の通水を阻害する。
・用排水機場の機器の作動不良を引き起こす。
・船舶の航行阻害を引き起こす。
ナガエツルノゲイトウを発見したら
疑わしい植物を見つけたときは、環境保全課(TEL:0944-41-2721)までお問い合わせください。
※メールは、お問い合わせフォームから送信してください。
駆除の際の注意点
・ナガエツルノゲイトウの刈り払いやすき込みは控えてください。
茎や根を切り刻み、生息域の拡大をまねくことがあります。
・市販の除草剤で完全に枯らすことはできませんが、繁茂を抑える効果はあります。
除草剤をご使用の際は、適用場所や時期等、ラベル記載事項を遵守してください。
・除去したナガエツルノゲイトウは袋に密封して速やかに処分施設へ運搬してください。
・駆除作業後は、定期的に巡回・監視を行いましょう。
再生が認められたら直ちに取り除く地道な取組の継続が重要です。
参考資料
(1) ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル(農林水産省、環境省、農業・食品産業技術研究機構;R7改訂版)
(2) 外来種等が農業水利施設に及ぼす影響と対策の手引き(農林水産省;R7改訂版))
(1) ナガエツルノゲイトウの被害や特徴などの概要
(2) 具体的な駆除方法