宅峰中学校 心と体を整えるための健康教育
10月22日(木)、宅峰中学校では、帝京大学福岡医療技術学部看護学科の富﨑 祥子先生と看護学生3名をお招きし、全校生徒を対象に「心身の健康と命の大切さ」について講話をしていただきました。
富﨑先生は、まず「10年後の自分に欲しいもの」について生徒たちに問いかけられました。健康や仕事、家族、お金、趣味などがありますが、いずれか一つ選ぼうと思っても、どれも互いに関わり合っており、将来どんな選択でもできるように、体と心の準備を整えておくことが大切であると話されました。また、思春期は子どもから大人へ成長する時期であり、体や心の変化には個人差があるため、人と違うことを気にする必要はないことも教えていただきました。
命の誕生についてのお話では、自分がこの世に生まれるまでに、10代さかのぼるだけでも2046人ものご先祖様がいることや、精子と卵子が受精する確率は約3億分の1、その後、妊娠に至る確率は4分の1であることを紹介されました。生徒たちは、その数字の大きさや小ささに驚きながら、自分が生まれてきたことの尊さについて真剣に考えていました。
講話の後には、妊婦体験や赤ちゃん人形の抱っこ体験を行いました。妊婦体験では、お腹の重みで歩きにくくなったり、床の物を拾うことが難しくなったりすることを実感しました。また、生まれたての赤ちゃんと同じ大きさ・重さの人形を抱いた生徒からは、「思ったより重い」「首を支えるのが難しい」といった声が聞かれ、命を預かることの責任や大変さを体験的に学ぶことができました。
最後に、相手を大切にしながら自分の思いを伝える「アサーション」について学びました。困ったときには一人で抱え込まず、周りの大人や相談機関に相談することの大切さについても教えていただきました。
生徒たちにとって、自分自身と周りの人を大切にすること、そして、命の尊さや心身の健康について深く考える貴重な学びの時間となりました。