大牟田市の火災概要(令和4年中)
令和4年中の火災総件数は、56件で過去最少の件数を記録した昨年(29件)と比較するとおおよそ倍増となりました。
住宅火災は18件であり、住宅用火災警報器が設置されたものは6件でした。
建物火災の出火原因の第1位は「こんろ」、続いて「たばこ/その他」、「放火の疑い」の順となっています。
令和4年中の火災種別ごとの件数
火災種別
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建物火災
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林野火災
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船舶火災
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車両火災
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その他の火災
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合計
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発生件数 (前年比)
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32件(20件増) うち住宅火災 18件(11件増)
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0件 (増減なし)
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0件 (増減なし)
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2件 (1件減)
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22件 (8件増)
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56件 (27件増)
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令和4年中の火災による負傷者、死者の発生状況
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負傷者
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死者
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人数(前年比)
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9人(5人増)
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2人(2人増)
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住宅火災による死者は、令和元年から3年まで0でしたが、令和4年中は残念ながら高齢の方2人が亡くなられました。
火災予防に関する消防本部からのお願い
住宅火災を予防し、大切ないのちを守るために「住宅火災 いのちを守る 10のポイント」である「4つの習慣・6つの対策」を心がけましょう
4つの習慣(火災の発生を防ぐために、次の4つの習慣を守りましょう。)
(1) 寝たばこは絶対にしない、させない。
(2) ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
(3) こんろを使うときは火のそばを離れない。
(4) コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策(万一火災が発生しても、被害を抑え人命を守るために、日頃から次の6つの対策をとりましょう。)
(1) 火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロ等は安全装置の付いた機器を使用する。
(2) 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
※詳細はこちらをご覧ください
(外部リンク)
※大牟田市消防本部では住宅用火災警報器の取付け支援を行っております。
(3) 火災の発生を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する。
(4) 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
(5) お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
(6) 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
その他火災の予防について
その他火災の原因の多くは、火入れやたき火中に風などに煽られ拡大したものです。
農林業を営むため、やむをえず火入れ等をされる場合は、必ず消火道具を準備し風向きや乾燥状況に十分注意し火災を発生させないようにしましょう。
まお、野外焼却は法律で禁止されています。※ 詳細はこちらをご覧ください。