大牟田市トップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白
何をお探しですか?

定例市長会見 令和5年11月1日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)まち、いこ! Gyanフェス2023おおむたChill Walkの開催における自動運転バスの実証実験について



 11月4日から10日にかけまして、大牟田市で初めて実施をいたします自動運転バスの実証実験についてご報告します。

 本市では、大牟田駅(JR・西鉄)から新栄町駅(西鉄)にかけての中心部エリアにおいて、国土交通省の官民連携まちなか再生推進事業を活用し、令和4年度に「大牟田まちなか再生推進エリアプラットフォーム」を組織し、令和5年度中の未来ビジョン策定に向けて取り組んでいます。

 このビジョンの策定に当たりましては、テーマごとに分科会を設け、公共空間活用や産業イノベーション等の他、交通戦略についても検討を行っております。こうした中、今回、官民連携による自動運転バスの実証実験を行なうことにより、「まち、いこ!Gyanフェス2023」の来場者や高等教育機関・大型商業施設利用者など、多くの市民の目に触れ、試乗してもらうことで、自動運転に対する認知度や理解の向上等につなげていきたいと考えております。

 実証実験の実施に当たりましては、本市が地域活性化に関する包括協定を締結し、アウレアにご進出いただいております沖電気工業株式会社様とコンソーシアムを組織し、国土交通省の補助事業を活用して行ってまいります。実証実験の詳細につきましては、配布しております資料のとおり、11月4日(土曜日)及び5日(日曜日)の2日間は、大牟田駅西口周辺を周回走行します。また、11月6日(月曜日)から10日(金曜日)までの5日間については、大牟田駅西口とイオン・帝京大学間を走行する予定です。

 多くの市民の皆様に体験乗車していただき、ご意見やご感想をお寄せいただきたいと考えています。なお、実証実験に先立ちまして、11月3日(祝日)の午前10時から大牟田駅西口204号前で出発式及び関係者試乗会を開催することとしております。


(2)市民課窓口のレイアウト変更について




 本市では現在、市民の利便性の向上等をめざして、「市民にやさしいスマート窓口」を推進しております。その一環といたしまして、この度、市民課内のレイアウトを変更することといたしましたので、ご案内いたします。
 今回のレイアウト変更は、令和6年1月からの、市民課窓口業務の一部を民間事業者へ委託することも踏まえ、実施するものであり、高齢者等に配慮した、市民にやさしい窓口の実現を図ってまいりたいと考えております。
主な内容としては、床は木質色で落ち着ける温かみのある空間とする予定です。
 また、市民課入り口には、総合案内コーナーを配置するとともに、目の不自由な方のために点字ブロックも設置します。各窓口の案内サインを見やすく整備し、壁面や柱にも掲示板を設置し、案内機能を充実することとしています。さらに、記載台やカウンター、待合椅子、受付用の椅子などには、ユニバーサルデザインの製品を使用し、一層利用しやすい窓口にしてまいります。
 新たなレイアウトによる業務は11月6日から開始いたします。これまで以上に市民に寄り添った市役所の顔、市民課窓口が実現する予定ですので、多くの皆様に安心してご利用いただきたいと考えております。


(3)「大牟田市消防団 ドローン機動部隊」の発足について

   「大牟田市消防団 ドローン機動部隊」の発足についてお知らせします。



 この度、災害後における被災状況などの情報収集能力を高めるため、新たに「大牟田市消防団  ドローン機動部隊」を発足させる運びとなりました。消防団での機動部隊の発足は、福岡県で初めての取組となります。消防団にドローンを導入することで、より早期に被災状況などの全容把握を行うことができます。また、収集した情報を関係部局と共有し、復旧・復興事業などにも活用していきます。
 本事業は、総務省消防庁が行う「消防団の力向上事業」を活用し、国からの助成を受けて実施したものであり、ドローン10機の導入と、無人飛行機操縦技能資格者6名の養成を行いました。今回養成した無人飛行操縦技能資格者6名に、既に資格を有している団員2名を加えた8名で運用を開始いたします。
 なお、11月9日18時から、消防本部4階会議室で発足式を行い、11月12日9時00分から、明治第1公園で行う地域防災啓発訓練で訓練飛行を行う予定としており、今後の災害対応に向けて、しっかりと準備を進めてまいります。


記者クラブからの質問

(1)三川坑炭じん爆発事故から60年の節目を迎えることについて

 地元首長としての所感や関係者への言葉を伺いたい 




 昭和38年11月9日、三川坑で発生した炭じん爆発によって、458名の尊い命が失われ、839名の方が一酸化炭素中毒により、その後も苦難の人生を歩まれることになりました。日本の近代化、戦後復興に多大なる貢献をしてきた三池炭鉱の中で、三川坑は、昭和の主力坑として、戦後復興とその後の我が国の発展を支えるとともに、有明地域の振興と発展に大きく寄与してまいりました。
 また、その一方で、炭じん爆発や三池争議など、苦難の歴史を刻んだ場所でもあり、こうした三池炭鉱そして三川坑の歴史は、郷土の歴史そのものであると考えております。
 11月9日に、三川坑慰霊碑顕彰会主催により開催される「三川坑炭塵爆発60年慰霊祭」には、大牟田市長として、私も出席し、改めて犠牲となられた方々への追悼と、ご遺族や今なお病と闘われている方々の長きにわたる苦しみにお見舞いの意を表したいと考えております。
 あわせまして、本市の歴史を再認識し、発展と苦難の歴史を末永く後世に語り継いでいくとともに、今後のまちづくりへつなげてまいりたいと考えております。


(2)新型コロナウイルス2023年秋接種がスタート

   秋接種の状況とこれまでのワクチン接種について伺いたい




 福岡県内の感染状況をみると、5月以降増加傾向で、第30週(7月24日~7月31日)には、定点医療機関当たりの報告数は「21.64人」の状況でした。この第30週をピークとして、それ以降の報告数は「14人~17人」の範囲を推移していましたが、第36週(9月4日~9月10日)以降、5週連続で減少しており、直近の第41週(10月9日~10月15日)の報告数は、「2.83人」の状況です。
 また、全国においても、県内の状況と同様に減少傾向にあり、国はピークアウトの可能性があるとコメントしていることから、市内においても感染状況は落ち着いてきているものと認識しています。
こうした中、市では、令和5年9月20日から初回接種を終了した全ての方を対象にオミクロン株XBB.1.5対応ワクチンによる「秋開始接種」を行っています。
 10月24日時点において、「秋開始接種」を受けた方は、4,096人で、市全人口に対する接種率は、3.8%の状況です。このうち、65歳以上の高齢者は、3,666人で、接種率は9.0%となっています。また、予約状況については、11月1日から12月28日までの期間において、5,444件の予約が入っています。
 今後、前回接種から一定の期間が経過する方に対して、順次、接種券を送付することから、接種率や予約は増加していくものと考えています。
 これまで、本市では、大牟田医師会や大牟田薬剤師会などの関係機関の協力のもと、接種を希望される市民の方が安心して円滑に接種していただけるよう、順調にワクチン接種を進めることができたと考えております。
なお、新型コロナワクチン接種の無料接種は、令和6年3月31日までとなります。
市民の皆様には、発症や重症化を予防するため、現在実施している「秋開始接種」についても、是非ご検討いただきたいと考えております。また、これまでのワクチン接種や副反応の状況は、別紙のとおりとなっております。


(3)第7次総合計画の「まちづくり総合プラン」案のキャッチフレーズについて

これまでのキャッチフレーズ「人が育ち、人でにぎわい、人を大切にする ほっとシティおおむた」から「元気あふれる安心快適な未来価値創造都市おおむた~有明海沿岸地域のリーディングシティ~」に移行した。関市長の思い、目指すところを伺いたい。

  



 第7次総合計画まちづくり総合プラン(案)における新たな都市像や基本目標の設定にあたりましては、市民意識調査結果をはじめ、帝京大学生や高校生などの若い世代、あるいは、大牟田市まち・ひと・しごと創生有識者会議のメンバーから、様々なご意見、ワードやフレーズを頂戴しながら、検討を進めてまいりました。
 これからのまちづくりにおきましては、各自治体が有する独自性や強みに目を向け、新しい視点や発想を取り込みながら、持続発展可能なまちづくりを進めていく必要があります。
 また、有明海沿岸地域におきましては、有明海沿岸道路や九州佐賀国際空港も含めた広域的な交通ネットワークが形成され、人流や物流の更なる活発化が期待されております。その実現のためには、有明圏域定住自立圏の自治体との連携はもちろんのこと、有明海沿岸のより広域的な自治体間の連携による地域活性化が、今後ますます重要になると考えております。
 そこで、「人づくり」をまちづくりの基本としつつ、新たな都市像としましては、「元気あふれる」では、大蛇山まつりにおける市民の熱気や、豪雨災害やコロナ禍に決してくじけない、未来志向の市民の力強さを表現するとともに、「安心快適」では、災害に強いまちづくりや子育て環境の充実、本部事務所の撤去など暴力団追放の取組が進んでいること、さらには市民意識調査等で高い評価を得ている本市の暮らしやすさを表現しています。
 さらに、「未来価値創造」では、大牟田がこれまで培ってきた様々な基盤や経験を活かし、時代の潮流に合わせ、新しい価値を創造していくことで、新たなまちの魅力を生み出し、持続的に発展するまちの姿を表現することで、「元気あふれる安心快適な未来価値創造都市おおむた」としたところです。
 またサブタイトルでは、県を越えた広域連携を進めることにより、有明海沿岸地域全体の発展を先導していくような都市を目指すという、前向きなメッセージを表現したいと考え、「有明海沿岸地域のリーディングシティ」としたものでございます。
新たな都市像を含む、まちづくり総合プラン(案)につきましては、パブリックコメントでお寄せいただいた市民意見や、総合計画審議会からの答申などを踏まえながら、決定してまいりたいと考えております。


その他






このページに関する
お問い合わせは
(ID:18591)

重要なお知らせ

カウントダウン

注目情報

トピックス

ページの先頭へ