おうちの終活セミナー☆開催レポート☆

令和6年11月23日(土)の『おうちの終活セミナー~あなたの不動産を負(腐)動産にしないために、今できること~』では、多くの市民の皆さまにお集まり頂きました!
空き家の発生や相続があったとき、
・法律ではどうなっているのか?
・早い段階で取り組んでおくべきことは?
・大牟田市にはどんな相談窓口がある?
など、今のうちから「空き家」を知る・考えるきっかけとなるセミナーでした。
おうちの終活セミナー ♪ 当日の様子 ♪
【 情報提供「大牟田市の空き家対策について」】
大牟田市役所の建築住宅課からは、令和5年度空家等実態調査やアンケート調査をもとに大牟田市での空き家対策についての説明を行いました。
空き家問題は時間が経てば経つほど問題が複雑化・高度化し、解決が困難になってしまいます。
空き家の利活用や適正管理について早い段階から取り組んでもらえるよう、今後もセミナーや座談会を通して情報をお伝えしていきます。
【 基調講演「空家三年 価値半減!~あなたの不動産を負(腐)動産にしないために今できること~」】
大牟田市と同じく人口減少、少子高齢化が進む鳥取県からお越しいただいた司法書士(兼漁師!)の濱川康夫先生からは、「3年」をキーワードに、
・増加しつづける空き家の現状、発生要因
・相続の開始前にどんなことが出来るのか、相続後にどんな手続きや問題が生じるか
・空き家を保有し続けたらどうなっていくのか
などなど先生自身や周囲の方、芸能人の方の実例も交えながらわかりやすく解説していただきました。
記憶に新しい震災のニュース動画も流れ、放置されたままの旧耐震木造家屋が有事の際にどうなってしまうのかを目の当たりにする場面も・・・!
フレッシュな空き家を「売る」か「使う」か「貸す」のか、あるいは「あげる」のか。
近年の法改正を背景に、早めに判断するためのヒントがたくさんの基調講演となりました。
【 パネルディスカッション「大牟田市での取組みから空家解決のヒントを探る」】
まず最初に大牟田市居住支援協議会
(外部リンク)と羽山台空家対策プロジェクト
について活動内容の紹介がありました。
「羽山台住まいるノートの歌」の弾き語りも披露され、歌声と手拍子で会場はさらに和やかな雰囲気に♪
(会場に来れなかった方、もう一度聴きたい方もこちら
(外部リンク)の動画からぜひ♪)
パネルディスカッションでは、老朽危険家屋等除却促進事業
制度への質問や、早めに遺言を用意したとして家族にどう伝えるか・資産に増減があったときどのタイミングで書き直すかなど、より具体的なことも話題になりました。
空き家は「個人の問題」から「地域の問題」へと徐々に広がり、所有者不明の物件も増えてきています。
地域や各種専門窓口とも早期の段階で連携し、市も伴走しながら解決に向かえたらと思っています。
今後の予定
令和7年1月11日(土)には『令和6年度 第2回 空き家所有者向け無料相談会』を開催予定です。
詳細はおってホームページに掲載しますが、
司法書士・不動産業者・行政職員・・・と多職種の各専門家に一度にまとめて!無料で!相談ができる催しです。
大牟田市内の空き家所有者さまからのお申し込みを、お待ちしております!
ほかにも座談会
や、空き家利活用ワークショップ(直近の開催の様子はコチラ
)なども実施していますので、ぜひご参加ください♪