乳がん検診について
乳がんとは
乳がんは、日本人女性のがんによる死亡原因の上位に位置しており、30歳代後半から増加します。40歳以上の女性では最もかかる人が多いがんです。
乳がんの予防と早期発見の大切さ
乳がんは、進行するとわきの下のリンパ節や、血流によって肺や骨など全身に転移しやすいため、早期発見が重要です。検診で早期に発見して治療することにより、乳がんで亡くなることを防ぐことができます。
早期の乳がんは自覚症状がないことが多いため、自覚症状がなくても2年に1回の乳がん検診を受けることが大切です。
※注意※
下記等の症状がある場合は、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。
●乳房にしこりやひきつれがある
●乳首から血が混じった液が出る
●乳首に湿疹やただれなどがある
ブレスト・アウェアネス ~乳房を意識する生活習慣~
ブレスト・アウェアネスとは、自分の乳房に日ごろから関心をもち、意識した生活を送ることです。乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するという、正しい受診行動を身につけることが大切です。
ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
(1)ご自分の乳房の状態を知る
(2)乳房の変化に気をつける
(3)変化に気づいたらすぐ医師へ相談する
(4)40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
日頃の自分の乳房の状態を知り、変化がないかチェックし、気になる変化に気づいたときには、すぐに乳腺外来のある医療機関を受診しましょう。また、この習慣を続けることで、検診で見つけにくい高濃度乳房の乳がんの早期発見や、定期的に受診していても進行が早く急速に大きくなる乳がん(中間期がん)の早期診断・治療につなげることもできます。
検診の受診とあわせて、日ごろから乳房に関心を持つ=ブレスト・アウェアネスが大切です。
詳細についてはこちらをご確認ください。
⇒「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)のすすめ」
(外部リンク)
(乳がん検診の適切な情報提供に関する研究(厚生労働省研究班))
乳がんのリスクを下げる生活習慣
乳がんの予防には、下記の生活習慣がよいと考えられています。
●飲酒を控える
●適正体重の維持
●適度な運動
また、がん全般の予防のためには「禁煙」「バランスのよい食事」も大切です。
乳がん検診の流れ

出典:がん情報サービス(ganjoho.jp)
(外部リンク)
対象年齢と受診間隔
対象年齢:大牟田市に住民登録のある40歳以上の女性
受診間隔:2年度に1回
乳がん検診の無料クーポンのご案内
大牟田市では、国の「がん検診推進事業」に基づき、対象者に無料クーポン券を交付しています。
詳細はこちらをご確認ください。
⇒乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン券についてのご案内
申し込み方法
集団けんしんで受診
■Web予約 ※24時間受付
■電話(健康づくり課 0944-41-2668)
■窓口(保健センター2階)
■広報おおむたと同時配布される「集団けんしんのお知らせ」での申込用紙を郵送
☆子育て応援デー・レディースデーについて☆
大牟田市では、子育て中の保護者が、安心して集団がん検診を受けられるように「子育て応援デー」を設け、集団けんしんの受診の間、保育士が子どもを預かるサポートを行います。
また、同じ日に女性医師および女性スタッフによる「レディースデー」を実施します。
『集団けんしんの中に「子育て応援デー・レディースデー」を設けました』のページ
医療機関で受診
■医療機関に電話もしくは窓口で予約する
検診の申込みについての詳細は、下の関連リンクの「各種がん健康診査のご案内」から確認してください。
関連リンク
■各種がん検診・健康診査のご案内(大牟田市HP)
■乳がんについて(がん情報.jp)
(外部リンク)
■乳がん検診について(日本対がん協会)
(外部リンク)