高血圧を予防しましょう!
高血圧はサイレントキラー(静かなる殺人者)と言われ、自覚症状がほとんどなく、放置していると、脳や心臓、腎臓の血管などに負担をかけ、脳卒中や心疾患等の重大な合併症を引き起こす要因となります。
生活習慣を見直して、血管とからだの健康を守りましょう。
血圧ってなに?
血圧は、心臓から送り出される血液が全身に流れているときに、血管壁にかかる圧力のことです。
◆成人における高血圧の基準値| | 診察室血圧 | 家庭血圧 |
|---|
上の血圧 (収縮期血圧) | 140mmHg | 135mmHg |
下の血圧 (拡張期血圧) | 90mmHg | 85mmHg
|
高血圧を放っておくと重大な合併症に!
高血圧が続くと、動脈硬化につながります。動脈硬化が進むと全身の血管を傷めるため、重大な合併症を引き起こしやすくなります。
高血圧になる原因は?
高血圧は、食塩の摂り過ぎ、肥満、飲酒、運動不足、ストレス、遺伝的体質などが組み合わさって起こると考えられていますが、なかでも、 塩分の摂り過ぎが原因のひとつと言われています。
私たちの血液中の塩分濃度は一定に保たれています。しかし、塩分を摂り過ぎると、血液中の塩分濃度を下げるために水分摂取量が増えます。 その結果、血液量が増加し、心臓がより強い力で血液を送り出すため、血圧が高くなってしまいます。
大牟田市の現状
◆高血圧は外来医療費が2億円超え!
令和6年度の大牟田市の国民健康保険加入者の医療費のうち、高血圧の外来医療費は約2億5000万円でした。
特に大牟田市では45歳~49歳で高血圧の治療をしている人が増加していることから、若い頃から高血圧予防に取り組む必要があります。
◆特定健診受診者の約33%が血圧コントロール不良!
下の図は、令和6年度に大牟田市国保特定健診を受診した全5557人の血圧コントロールの状況です。通院中、未治療(中断を含む)を合わせると 約33%の人が血圧コントロール不良(140/90mmHg以上)です。
特定健診未受診者の中にも、血圧コントロール不良の人が多く含まれていると思われます。
まずは、特定健診を受診して、自分自身の血圧を知ることが大切です。
◆大牟田市民は塩分を取り過ぎている!?
大牟田市では令和7年度に集団健診で国保特定健診を受診した813人を対象に、1日推定尿中塩分測定を実施しました。
その結果、男性は平均9.5g(県目標7.0g)、女性は平均8.7g(県目標7.0g)の塩分を取っているという結果となり、福岡県の目標を上回っていることがわかりました。
【介護保険認定者の状況】
◆ 介護が必要となる疾患にも高血圧が影響!
介護保険認定者のうち、心臓病治療中の人が63.1%、脳血管疾患治療中の人が26.3%います。
血圧が高い状況が続くと心臓病や脳血管疾患のリスクが高まります 。
まずは血圧測定から!
血圧管理の第1歩は、自分の普段の血圧を知ることからです。
家庭血圧を測定し、記録することで自分の血圧の傾向が分かり、より適切な治療につながります。
健康づくり課、保険年金課窓口では血圧を記録するための「血圧手帳」を無料配布しています。毎日記録する習慣をつけましょう。
また、自動血圧計を健康づくり課、保険年金課、保護課の各窓口や各地区公民館に設置しています。市役所等に来たついでに、是非、測定してみてください。
ふくおか健康ポイントアプリウェブサイト内 血圧測定スポット大牟田市
(外部リンク)


血圧を測定したら、血圧手帳に記録しましょう!